第3章 情報を扱う科学技術の仕組み

情報を扱う科学技術は、分野・観点・レベルに応じて、様々な仕組みがある。しかしながら、それらの仕組みにおいてもいくつかの共通した考え方がある。共通した考え方の代表的なものとして、抽象化と仮想化があげられる。本章では、まずコンピュータの基本構造を説明した後に、抽象化と仮想化という二つの観点から、情報を扱う科学技術の仕組みを紹介する。そして、いくつかの重要な応用技術の仕組みについて解説する。最後に、コンピュータの発祥・発展を支えた電子回路技術について補足する。